ドライウォールでは、有害な物質を使いません
塗料・接着剤、その他の建材等が、ホルムアルデヒド等の揮発性有機化合物(VOD)など人体に有害な物質を放散することで発生し、めまい・倦怠感や、ひどい時には喘息などを引きおこすようです。
国立医薬品食品衛生研究所では、これまでに13種類の揮発性有機化合物について、濃度指針を表明しています。
VOD含有建材の「使用基準」ができたものの、これらを「使用しない」という選択をすることだってできるわけです。。Y.S.DでF☆☆☆☆の材料を使わないというのは、そういうことです。F☆☆☆☆の規制の対象とならない=ホルムアルデヒドを含有しない材料を使うようにしております。
このことについては、→ 塗装をおすすめする理由でもお伝えしております。
呼吸する壁の仕上げは、呼吸する素材で
気密を高めたためにこもった湿気によって結露がもたらされ、カビなどが繁殖することなども、シックハウス症候群の原因と問題視されています。
石膏ボードは、石膏を圧縮してあるだけのものですので、耐火性・防音性に優れるだけではなく、湿気の吸着・放散を繰り返します。そのことによって、室内の湿度をある程度コントロールしています。ですので、仕上げ材も湿気を吸着・放散する素材を選ぶことで、カビ等から壁を守ることができます(断熱材等の性能にも依存します)。
しかし、その上からいくら少量とは言え有害物質を塗り、石膏ボードから空気を遮断してしまっては、石膏ボードの効果半減です!