ジョイント(目地処理) : ドライウォールで家を造ろう!! : Y.S.D

ドライウォールで家を造ろう!!

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壁を1枚の板に 家を1つの箱にする処理

1. ねじ穴処理

ビス穴処理

石膏ボード(プラスターボード)をビスで固定すると、そこにはネジの穴があいてしまいますので、まずここをパテで埋めます。
万一、ビスが出っ張っていたら、少しねじ込んでめり込ませ、パテで埋めます。

2. テーピング

テーピング

和紙のような素材でできたテープに糊の役目をするパテをからませ、ボード同士を跨ぐようにぴったり貼り付け、ボードが動かないように固定します。
表面に凹凸があると、後の工程にも影響があります。一旦貼り付けてから、パテナイフ(金ヘラ)を使いよく密着させます。

3. ジョイント(パテ処理)

インサイドコーナー(入隅)

入隅用の工具を使って、テープを密着させる

平面のジョイント(つなぎ目)と同様にテープを貼り付けます。
このとき、密着していないとその部分が弱くなるので、コーナー専用の取り付け具やパテナイフ等も使って余分なパテを押し出し、よく密着させます。

アウトサイドコーナー(出隅)

出隅処理

.出隅にはコーナービードを貼り付けます。このコーナービードは樹脂製の物と金属製の物があります。
角度は直角ではなく微妙に鋭角になっており、石膏ボードのカドにパテで貼り付けられます。鋭角に飛び出たカドが平らになるようにパテで埋めてゆきます。

平面部分

フラットボックスでパテ処理

サンディング(ヤスリがけ)してバリ取りしたら、さらにパテ処理をして平滑度を増します。
パテナイフ(金ヘラ)でできないこともないのですが、かなりたくさんのパテを使うためにパテナイフだけでは平滑に仕上げるのが難しくなるため、フラットボックスで一気にパテを盛りながら平らに均しています。
ボックスは細かいところが苦手なので、その後にパテナイフで乱れた所などを修正しています。

入隅処理

出隅処理

平面処理

これらのパテ処理は、乾燥させた後、3回繰り返されることで、平滑度・強度が増してゆきます。
自然乾燥が好ましいのですが、冬場や梅雨時等には、ジェットヒーターを用いて強制的に乾燥させることもあります。

なお、使用するパテの糊成分はVOCフリー(揮発性有機化合物ゼロ)のものを使用しています。建築材料の基準が日本よりも厳しい地域で使われているもので、より健康被害が少ない材料です。

4. サンディング(ヤスリがけ)

.

仕上げにサンディング(ヤスリがけ)。
初めにざっと全体をサンディングした後、手元を照明しながら、それでも影ができないくらい平らになるように、丁寧にヤスリがけして仕上げます。

お気軽にご相談ください

Y.S.D須田泰弘
前橋市三俣町3-16-6-302
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